遺品整理のエイガン 代表 早坂

2020年3月2日

桃の節句

最終更新: 2021年1月21日

 ひな祭りの起源は、古代中国の「上巳節」と言われています。上巳(じょうし)とは旧暦3月の最初の巳の日の事です。

 上巳の季節は災いをもたらす邪気が入りやすいと考えられ、この日に水辺の禍事を清める習慣があったようです。この上巳節が日本に伝わって宮中の神事と結びついたものといわれています。

ひな祭りは「桃の節句」「上巳の節句」「弥生の節句」などの呼び名があります。

1月7日の人日(じんじつ)、3月3日の上巳(じょうし)、5月5日の端午(たんご)、7月7日の七夕(しちせき)、9月9日の重陽(じゅうよう)の五節句のうちの1つにあたります。

 始まりは平安時代「上巳の祓い」といって、3月3日に身に降りかかる災難を、紙や草で作った人形(ひとがた)に生年月日を書き、自分の体をなでて罪や穢れを移して川に流しました。この厄払い様子は今でもある「流しびな」の行事として残っています。

 

 この紙や草の人型が時代とともに形をかえ、現在の豪華なひな人形になったと言われています。

 

 現代では、女の子がいる家では3月3日のこの季節にひな人形を飾り、桃の花や白酒を供えてお祝いしますが、もともとは女の子のお祭りというわけではなく、春を祝い無病息災を願う厄祓い行事だったようです。

 この時期に、古くなったひな人形のお焚き上げのお問合せを頂きます。そして時々「人形には魂がこもると言われますよね。」と聞かれる事があります。

 上にも書いたとおり、人形は自分の罪や穢れを移すための人型(ひとがた)から発生しています。それを考えると「そう言われていますね。」と答えさせていただいております。

 

 恐怖を煽るような事ではなく、人形は長年自分や家族の成長と共に過ごした沢山の思い出がこもっていると思います。もうお祭りする事はなくなって処分を考えた時に「ゴミ」として捨てるのは忍びないとのお考えでお問い合わせを頂きます。

その時のご提案として、お焚き上げのご案内をさせて頂いております。

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